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予備役とは45~70歳の兵役義務者 - K.Murano

2022/09/22 (Thu) 22:29:43

 予備役から30万人ということだが、以下、ロシア語ウィキペディアの「予備役」の頁から、拙訳を掲げておく。

 70歳でも動員されるわけで、まさに総力戦。プーチン政権は好い加減「戦争」という語の禁句扱いをやめたらどうか。いつまでも、「特別軍事作戦」に固執している場合か。

 KGB学校では「ゾルゲ事件」はたぶん必修科目だったろうから、若き日のプーチンには、ゾルゲ(「ソ連邦英雄」)→尾崎秀実→満鉄→関東軍→満州「事変」(満州帝国)→支那(日華)「事変」という学習課程があったのではないか。

 1930~40年代の大日本帝国は国際連盟を考慮して「戦争」の文字を避け、「事変」という語を用いて国内向けに戦意高揚の宣伝をしたわけだが、今のプーチンは、そのやり方を踏襲しているのではないか。

 下記のウィキペディアの記述に従うならば、今回の予備役「30万人」とは45~70歳の世代となる。
 ロシア国内では「総動員令を避けた賢明な措置だ」という意見があるのかもしれないが、私には、ロシア連邦という国をますます「亡国」に近づける措置にしか思えない。ああ。

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 予備役の兵役義務者(予備役の状態の市民)とは、軍人として登録されているか、登録される義務を有していて、予備役に編入されている、男性もしくは女性のロシア、すなわちロシア連邦の市民のことである。

 兵役を解かれた人、すなわち、兵役義務者は、45~70歳までの予備役で構成され、退役時の階級(兵、下士官、準士官、尉官、佐官、将官)と予備役の等級(一等、二等、三等)とに従属し、(徴兵、召集などを業務とする)軍地方事務所で登録される。

 兵役義務者が住所変更する場合は、それまでの登録は抹消され、新住所の地域の軍地方事務所で登録される。

 ロシアの「国内パスポート」(市民証明書。14歳で交付、20歳と45歳で切り替え)には「兵役義務者」という判が捺される。

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Re: 補足 - K.Murano

2022/09/22 (Thu) 23:01:58

 上記の冒頭に、「ロシア語ウィキペディアの「予備役」の頁から、拙訳を掲げておく。」と書いたが、厳密には、「予備役」(Запас)ではなく、「兵役義務者」(Военнообязанный)の頁から、和訳した。

 というのは、そちらの頁にのみ、「予備役の兵役義務者」の記述があったからである。

 なお、同じくロシア語ウィキペディアの「兵役義務」(Воинская обязанность)の記述によれば、ロシアでは、1998年制定のロシア連邦法「兵役義務と兵役について」に基づき、「18~27歳の男性市民」に対して「12カ月」の兵役義務がある。

Re: 補足(2) - K.Murano

2022/09/23 (Fri) 17:37:05

 プーチン大統領が今月21日に署名した「部分動員令」はロシア大統領府のHPでロシア語全文が案内されているが、全10項のうち、第7項だけ抜け落ちている。

 本日最寄り駅改札口そばのキオスクで買った東京新聞(朝刊)(本日は秋分の日なので夕刊はなし)から、この第7項がらみの記事を引用しておきたい。

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 (同紙第4面「国際」の「ロシア、動員目標100万人か」の記事から)

 部分動員令の第七項は開示されておらず一部で懸念が出ていたが、ぺスコフ大統領報道官は「召集される可能性のある予備役の数」とだけ説明していた。

 「ノーバヤ」(ロシアの独立系メディア「ノーバヤ・ガゼータ(新新聞)・欧州」(電子版))が大統領府関係者の情報として伝えたところでは、第七項は「何度かの修正を経て最終的に(動員数が)百万人になった」という。

 実際の動員数は、公表数(「30万人」)の三倍超に達する可能性があり、内外で波紋を呼びそうだ。ぺスコフ氏は22日、ノーバヤの報道を否定した。

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 (同じく同紙第4面「国際」の「1400人拘束、出国の動きも」の記事から)

 独立系メディアによると、西部クルスク州の軍事委員会は、予備役の男性が22日から州を離れることを禁じ、州外にいる者は3日以内に戻るよう命じた。同州からは最大3千人が召集される計画。「(兵役などの)経験を忘れていない」との理由で、30歳未満の男性から戦地に派遣されるという。

 プーチン氏は予備役全体の1.1%に相当する30万人が対象としているが、詳細は明らかにされず社会に動揺が広がっている。

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 すぐ上の記事に「予備役全体の1.1%に相当する30万人」とあるが、予備役全体の人数の方はそんなにも多いのか。
 
 また、上記の記事では、クルスク州では「予備役」の中から「30歳未満の男性から戦地に派遣される」とあるが、このことと、先に引用した「予備役とは45~70歳の兵役義務者」とのウィキペディア記事との整合性はどうなるのか。

 もしかして「予備役」とは、徴兵制での1年間の元軍隊体験者と、職業軍人の退役者と、全部をひっくるめて言っているのか。

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