梅雨明けの朝 - 吉澤稔雄
2025/07/18 (Fri) 17:24:09
やっと梅雨が明けました。ほぼ平年並みの梅雨明けです。
写真は、その梅雨明けの朝の森の道。この道は舎人公園駅へと続いています。耳を澄ませばニイニイゼミの声が聞こえてきます。鮮やかな空の青さと雲の白さが目に沁みるようです。この道に若いカップルの後ろ姿を添えれば、アニメの1シーンのようにも思えてきます。物語の始まる予感……。
いよいよ今年も夏本番ですね。
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フォト・ギャラリーを開設したい
- 吉澤稔雄
2025/07/18 (Fri) 21:52:14
ふと思いついたのですが、「夏」をテーマとしたフォト・ギャラリーを開設するというのはいかがでしょうか? 募集したら、応募してくださる方はいらっしゃるでしょうか?
文章を書くのは苦手という方でも、写真だけなら発表したいという方がきっと読者の中にはいらっしゃるはず。
反響があれば、応募の詳細規定を考えます。まずはお声掛けください。ご連絡はメール tosi_yoshizawa@hotmail.co.jp 宛てにお願いします。
「水源地」第9号 - 吉澤稔雄
2025/07/16 (Wed) 23:25:53
雑誌「水源地」第9号を2025年10月16日に発行することが決まりました。つきましては、下記の要領にて原稿を募集いたします。奮ってご応募下さいますよう、何卒よろしくお願い申し上げ ます。
――――作品応募要項――――
ジャンル:小説、エッセイ、評論、詩歌、身辺雑記等
応募ファイル形式:WORD形式(--.docx)またはテキスト形式(--.txt)に限る。なお、手書き原稿も可。
締切:2025年10月6日(月)
送付先:粕谷発行人または村野氏宛てメール
※作品中に写真または画像挿入を希望される場合は、写真等もあわせてお送りください。
※ペンネームを使用される方は、原稿送付の際に必ず本名がわかるようにメールに明記してください。
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底辺を救え - 粕谷隆夫
2025/07/15 (Tue) 07:06:06
選挙戦はみなさん声高、早口でどれもかれも耳に残らない。
最高裁の判決で勝訴。「よかった」。政治は地道に一歩一歩ですね。この新聞記事は、あまりに強烈だったので、机の引き出しに入れておいたのです。
Re: 底辺を救え - 吉澤稔雄
2025/07/15 (Tue) 11:31:17
上記の記事に対するX(旧Twitter)での読者の反応の一部は添付画像のとおり。物事は多面的に考えないといけません。
なお、裁判にあたっては支援者(団体)がいるはずで、その支援者にこの方が利用されている点にも留意する必要ありと私は考えます。
ついでにもう一言。上の記事を読む限り、最高裁での勝訴はまだ確定していないのでは?
※追記:最高裁での判決は2025年6月27日で、国の敗訴が確定。その後の対応については現在国が検討中。
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Re: 底辺を救え? - 天道公平
2025/07/16 (Wed) 00:27:07
毎月11万円の現金収入がある80歳のばあさんのいったいどこが底辺なのか?国相手に訴訟を起こした原告団の団長に祭り上げられた人物が底辺のはずがなかろう。支援者にも恵まれず、生活保護も受けられず、新聞記者の取材対象にもならず、本当に困窮している人はほかにも山ほどいるのが日本の現状だと私は思う。
孫が四人いるということは、今のご時世で四人の子持ちは考えづらいので、少なくとも子供は二人いるということだろう。その二人の子供も生活保護を受けるほど困っているということだろうか?そういう情報さえも与えてくれないこの程度の新聞記事を、「あまりに強烈だったので、机の引き出しに入れておいた」という粕谷大人の文章の方が私には強烈である。
付記∶お願いですから、からんでください。
Re:旧時代の人間? - 粕谷隆夫
2025/07/16 (Wed) 07:04:07
今朝談話室を開いて、正直ビックリしました。
何おかいわんや、かな。「相変わらずおめでたい野郎だ」。「情報を集めろや」。
昔から(つづく)の批判の通りかな。中学・高校時代の高度成長の大気から抜け出せないのか。しかし、もう小生73歳、どうなっているのか。
ドストエフスキーの『貧しき人々』、あれは違う世界ですね。
Re: みんな貧乏だった - 粕谷隆夫
2025/07/16 (Wed) 08:09:56
われらの同期は、昭和26年~27年生まれ。すなわちみんな貧乏でした。が、明るかった気分。
どう整理したら良いのか? 『明るい貧乏・暗い貧乏』。
Re: 結局は蒟蒻問答 - 吉澤稔雄
2025/07/16 (Wed) 17:39:20
結局は蒟蒻問答。レスポンスの視点がズレている。こうして話はいつもはぐらかされ有耶無耶なかたちで終わる。耐えられない言葉の軽さ……。
外国人排斥はごめんだ(ニンゲン・ファーストを望む) - K.Murano
2025/07/14 (Mon) 20:11:44
ネットで知ったが、参政党の憲法草案には「国民主権」はないようだ。https://sanseito.jp/new_japanese_constitution/
ここでは「天皇のしらす君民一体の国家」と規定している。
その注では「しらす」の意味を「治める」と書いてある。
一方、今、この政党は、在日外国人を(日本から)排斥する傾向が目立つようだが、それでよいのだろうか。
今回の参議院選挙では、好き放題のことをやっているトランプ米国大統領の尻馬に乗るようにして、参政党を含む幾つもの政党が、在日外国人に対してそうした傾向を見せている。
一切の差別を排する方向こそ、政治家の進む道ではないのか。
Re: 内藤氏の新著の通読から - K.Murano
2025/07/17 (Thu) 21:52:15
最近、内藤正典氏の新著『国境って何だろう? 14歳からの「移民」「難民」入門』をネットで知って本欄で紹介したが、その後、通読することができた(ただし、この本に収録の1951年「難民条約」の和訳文は私には読みづらくこの部分のみは中途で読みは小休止した)。
読んでみて、内藤氏の一番の強みはトルコのイズミール市に御自宅があることだ、と思った。すなわち、内藤氏は実際に多くの「移民」「難民」を見ている、接している。
このイズミールという都市は海沿いにあり、アフガン・イラン・イラク・シリアなどからトルコに流入した「移民」「難民」が、さらにヨーロッパへと足を延ばす際の出口になっている(向い側のギリシアへは海峡を渡らなければならないが)。
同著によると、2024年8月現在のトルコ内務省移民局の発表によれば(当時の)トルコ国内の「難民」数(主にシリアからの)は約309万人。そのうち、その時点までの1年間にトルコ国籍を獲得した人は23万8000人に上る。宗派は異なるにしろ、この受け入りぶりには同じイスラム教徒同士の慣習(「共生」)がある、という。
ちなみ、2010年代半ばにトルコでは400万人近い難民がいた、という。その後の10年弱を費やして、現在までに100万人、減らしたわけだが、どこへ行ったか、内藤氏は具体的には示していないが、ヨーロッパへ行った人が多かったのではあるまいか。
内藤氏は、上記のこうしたトルコでの数字を単純に日本のそれと比較することは戒めている方なのだが、しかし一応、日本での現状を記しておくのは、許されるだろう。
「日本での難民認定数は、2023年で300人程度(申請者の2%)」。300人(日本)VS 23万余人(トルコ)。
あと、印象的だったのは、以下の個所(P.248-249)。
(日本が自衛隊を外国へ送っても外国人を傷つけなかった、という歴史が続く場合ーー引用者、注)「こういうときに、日本の平和主義は平和に貢献するのです。逆に言えば、人殺しに手を染めた国家というのは将来にわたって信用されません。
だからこそみなさんが世界に出て世渡りしていくときの拠(よ)りどころとして、大事にしてほしいのが良心なのです。良心は英語で、conscience です。con は共に、science は科学よりもっと広い意味での知、つまり知ることです。良心が何であるかは、生きていくあいだに身につけた「知」から見つけることができます。」
「良心」という言葉はロシア語でも、совесть という。すなわち、соは「共に」、весть は「知ること」。
庶民の詩魂? - 粕谷隆夫
2025/07/14 (Mon) 07:57:26
プロの詩人の作品よりも、庶民の詩に「あれ!」と驚く時間はいいもんです。この6歳の碧ちゃんが77歳になると、下の作品を書くだろう。素朴な詩魂。
昨夜は日曜日。近所の常連からお声がかかり、いつもの居酒屋へ。73歳の小生はちょうど真ん中か。いろんな話が出ますが、80歳の爺さんが、「あの地震のおかげでトカラ列島という名前を知ったよ、バカなもんだ」。60代後半のひとりが、「しかし悪石島という名前は怖いね。誰が名付けたのかな」。「・・・」、「・・・」・・・「まあ、横溝正史あたりだろう」。
Re: 「プロの詩人」の詩魂 - K.Murano
2025/07/17 (Thu) 23:58:15
「プロの詩人の作品よりも、庶民の詩に「あれ!」と驚く時間はいいもんです」とのことですが、私は、プロの詩人の作品と「庶民の詩」とを比べて感慨にふけったことはありません。
産経新聞で採用されてきた「庶民の詩」の内容は「素朴」なのかもしれませんが、世の中には、もっと異なる内容の「庶民の詩」も存在するのではなかろうか、と思います。
話は変わりますが、私は、最近、宮沢賢治(1896-1933)に対する(私にとっては)思いがけない意見を知りました。以下、その部分を引用します(括弧内は引用者註)。これは、一寸、酷な批判ではないか、と私には思えました。
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(前略)もし宮沢賢治が戦争前夜を体験していたら『旅愁』(戦中の横光利一著)というはんぱなものは書かなかったろうが、果たしてそのあと『夜の靴』(戦後の同じく横光著)を書くことができたかの疑問が残るくらいである。
でもここはだいじなところだ。戦争を通過しなかった人(宮沢賢治)の世界観を、いまの国民は自分が傷つきたくないから、とても好きなのである。
ちなみに前年の生まれのなかには金子光晴がいるが、このほうの詠草を国民は採らない。
宇野千代は暦も足らぬほど長生きをしたが、彼女の年の七分でも宮沢賢治に与えられていたら国民にとって彼はおいしい詩人ではなかったろう。
戦争よりもつらいものがあった、もっと本質的なものがあった、あるいはそれをのみこんでいたとみるのが宮沢賢治を愛する人たちの意見かと思うが、世間にかすりもしない世界観はそこまで堅牢なものだろうか。むしろ「気持ちわるい」というのが、物質文明を堪能する現代人の、正直な感覚なのではなかろうか。自分をごまかしてはならない。(後略)
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上記、出典は以下。
荒川洋治著『夜のある町で』(みすず書房、1998.7.21第1刷、1998.9.25第2刷)、224頁。
麦の唄(マッサン) - 粕谷隆夫
2025/07/12 (Sat) 07:09:42
人生古希稀なり。しかし予想もつかない。古希を過ぎたら夜のひとりはウヰスキーになってしまった。サントリーの角。そういえば総理で角さんもいましたね。
そして思うのはただひとつ。「俺は女房より先に死す」ということです。
『麦の唄』が聞こえる。昔、峯雲先生が「彼女、藤女子大出身だぞ」と言っていたな。
しかし時が過ぎゆく。
Re: 麦の唄(マッサン) - 川上 宏
2025/07/16 (Wed) 14:18:21
『麦の唄』が、中島みゆきの作詞、作曲であることを知っていれ
彼女=中島みゆきだということが分かる。談話室の読者はその辺
皆が分かってらっしゃるのでしょうか。そしてマッサンはサント
リーではなく、ニッカウ井スキーの創業者なんですよね(笑)。
「あなたが移民・難民になる日のために」 - K.Murano
2025/07/04 (Fri) 21:50:28
以下は、たまたま見つけた書物です(未読)。
amazonなどネット書店で宣伝中。
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内藤正典『国境って何だろう? 14歳からの「移民」「難民」入門 (14歳の世渡り術) 』
河出書房新社、2025年6月刊。1694円(税込)。
「ガザの人はなぜ避難しない?」「日本で難民が少ないのはなぜ?」「日本人も将来は移民に?」イスラム地域研究・国際移動論の専門家が、世界の移民・難民の動きと歴史をやさしく紐解く。
<目次>から:
はじめに
第1章 世界でいま何が起きているのか──国境を越える人たち
第2章 日本でいま何が起きているのか──移民と国策
特集 あなたが移民・難民になる日のために──難民条約をよむ
第3章 よその国の移民・難民──実情と対策
第4章 私の見た世界──中東への留学が教えてくれたこと
第5章 あなたが移民になる日
あとがき
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本書の刊行に関連して今月12日に同志社大学志高館でシンポジウムが開催されます。(オンライン、可)
→ https://www.facebook.com/photo.php?fbid=24087286797579128&set=a.151640648237078&type=3
友来たる - 粕谷隆夫
2025/06/28 (Sat) 07:23:44
今日杉村さんが札幌から来ます。札大露語8期生、わが細君と同期。水源池第一号(2016年12月発行)の『私のロシアビジネス』を読んでください。
純粋なもんです。「大学で学んだロシア語・文学・歴史、こんなに素晴らしいことに使えるんだ!」ときたもんだ。
そして揉まれる。「ロシア人、なにより自分ファースト」。「約束を守るとでも思っていたの?ここはロシアだよ。信じるほうが常識ないんだよ」。・・・「これが私のロシアビジネスのはじめです」ときたもんだ。
「ロシア人は、道徳という文明にまだ毒されていない人類」といった言葉が忘れられないと、またまたきたもんだ。
まあ、今夕の会話はつきないだろうね。
Re: 息子さん - 粕谷隆夫
2025/06/30 (Mon) 06:50:43
しかし、まあ。 各自、馬齢を重ねるのみ・・・。
杉村さんの旦那さんはお亡くなりなさってしまいましたが、ロシア人。すなわち、一人息子はハーフ。
子供時代はチビちゃんでしたが、なんと今は身長が1m86cmもあり、スラブ人の形で横幅も張り出しているとのこと。ススキノを歩いていても、誰も絡んでこないとのことです。
相も変わらず吉右衛門。峯雲先生も飛んできてくれました。スパシーバ!
言語感覚 - 吉澤稔雄
2025/06/30 (Mon) 16:32:07
冒頭の「しかし」という逆接の接続詞の使い方はともかく、「各自、馬齢を重ねるのみ……」という表現は、知的レヴェルを疑われる言語感覚ですね。これは謙譲表現ですから、もちろん一歩へりくだって自分のことをいう言葉。他人についてこういう言い方は失礼だし、けっして言わないものです。つまり、馬齢を重ねてきたのはあんただけという話。
それと、「旦那さんはお亡くなりなさってしまいました」はちょっと違和感のある表現ですね。小生なら「お亡くなりになられてしまいました」とするところです。
一般公開する文章ですから、用いた言葉の正しい用法とか統語法とか、さらに文の前後の脈絡を考えて、一応推敲はするべきでしょうね。言葉が浮ついていて軽いんですよ。まさか酔っぱらって文章を書いているわけではあるまいな。
Re: しかし、まあ - 粕谷隆夫
2025/07/01 (Tue) 06:42:53
しかし、まあ、アルコールは抜けてないだろうね。
推敲という言葉は忘却。
7月の月例会、楽しみです。朝の5時半に会社に来ていますが、「もう帰宅してビールを呑みたいです」。
以上。